「インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー」は様々な種類のワークロードやパフォーマンスレベルに最適化され、ミッションクリティカルなエンタープライズ向けから、コストパフォーマンスを重視したエントリー向けまでご予算、ご用途に合わせて柔軟な選択が可能なプロセッサーです。
第5世代 Xeon スケーラブル・プロセッサー(Emerald Rapids)は第4世代 Xeon スケーラブル・プロセッサー(Sapphire Rapids)と同じ製造プロセスノード、アーキテクチャを引き続き採用していますが、実装方法を見直すことにより性能や電力効率が向上しています。最大42%のAI性能の向上、一般用途の処理が最大21%の性能向上、電力効率においては36%改善されています。
製造プロセスノードは第4世代と同じIntel 7を利用して製造されていますが、パッケージ内部のアーキテクチャを大きく変更。XCCはCPUコアが32個のダイを2つ搭載し、最大64コアのCPUを1つのパッケージで実現。第4世代 Xeon の最大60コアから最大64コアとなっています。
LLC(L3キャッシュ)はダイ毎に160MB実装されており、パッケージ全体で320MBのLLCが搭載され、第4世代 Xeonと比較して約3倍のLLCが実装されています。また、対応メモリもDDR5-5600に引き上げられています。
CPUソケットは第4世代 Xeonと同様となり、BIOSアップデートで第5世代 Xeonへの対応が可能です。