日本コンピューティングシステム（JCS）は、企業・各省庁・大学へサーバ、GPGPU等の数多くの納入実績を誇るITサプライヤーです

AMD(Advanced Micro Devices, Inc.)は本社をアメリカ合衆国カリフォルニア州サンタ・クララに置き、主に中央処理装置（CPU、APU）、GPU (Graphics Processing Unit)を開発、製造する半導体メーカーです。

新たに設計されたZenアーキテクチャーと複数のダイを一つのCPUに実装するMCM（Multi-Chip Module）技術をエンタープライズ向けCPUである「EPYC」とパソコン向けCPUである「Ryzen」「Ryzen Threadripper」で共通化することでメニーコアCPUによる高いマルチスレッド性能と製造時のコスト削減を実現しました。また、GPUではパソコン向けとして「Radeon」、データセンター向けGPUである「Instinct」を主力ブランドとして展開しています。

第4世代である9004シリーズ（Bergamo/Genoa/Genoa-X）では製造プロセスルールが5nmに微細化されたアーキテクチャ「Zen4」を採用。パッケージのサイズが前世代より大きくなり、最大128個のCPUを1パッケージに搭載が可能となっています。
また、CPUだけでなくIOダイも6nmへと微細化され、機能、性能ともに強化。DDR5メモリに対応し12チャネル構成での利用が可能となったほか、2ソケット構成では最大160レーンのPCI Express Gen5が利用可能となっています。

第3世代であるEPYC 7003シリーズ（Milan）はアーキテクチャを「Zen3」に刷新、メモリチャネルがこれまでの4，8チャネルに加え、6チャネルの動作もサポート。32MBのL3キャッシュを8コアで共有することでレイテンシが大幅に軽減するよう変更され、IPCは前世代との比較で最大19%向上しています。また、セキュリティ機能も拡張され安全性も強化されています。

AMD Ryzen Threadripper PRO 7000WX（Zen 4）はプロフェッショナル・ワークステーション向けCPUとして最多の96コアをもつハイパフォーマンスプロセッサーです。メニーコアCPUによる高いマルチスレッド性能は負荷の高いワークロードやマルチタスクを必要とするコンテンツ制作において優れたパフォーマンスを発揮します。

AMD Ryzen Threadripper 7000（Zen 4）はHEDT（High End Desktop）向けCPUとして最大64コアをもつハイパフォーマンスプロセッサーです。 アーキテクチャーがZen 4に更新され、動作クロックを最大5.3GHzに引き上げ、PCI Express Gen5、DDR5に対応しています。

AMD Ryzen Threadripper PRO 5000WX（Zen 3）はプロフェッショナル・ワークステーション向けCPUとして最多の64コアをもつハイパフォーマンスプロセッサーです。メニーコアCPUによる高いマルチスレッド性能は負荷の高いワークロードやマルチタスクを必要とするコンテンツ制作において優れたパフォーマンスを発揮します。 コンシューマ向けとしては初めて8チャネルのメモリチャネルに対応し、Registered機能を備えたRDIMMを利用時に最大2TBまでのメモリを搭載が可能。128レーンのPCI-Express4.0による拡張性と、エンタープライズクラスのセキュリティー機能と管理機能を備えプロフェッショナル用途での厳しい要求にも答えます。

AMD Ryzen™ 8000Gシリーズ・プロセッサー（Zen 4）はデスクトップPC向けとしては初となるAI機能を搭載するプロセッサーです。 Ryzen 8000GシリーズはZen 4アーキテクチャのCPUとRDNA 3アーキテクチャを採用するGPUコアを搭載し、メニーコアCPUによる高いマルチスレッド性能と、別途GPUを必要とせずにフルHD（1080p/1920×1080ピクセル）のゲーミングが可能となります。
また、上位SKUには推論ベースのAI（人工知能）のパフォーマンスを大きく引き上げるAIアクセラレータ「Neural Processing Unit」（NPU）「Ryzen AI」を搭載。 今後、様々な場面でのAI活用が期待される「AI PC」(AI処理をネット経由でなくPC本体で行うPC)として活用できます。

AMD Ryzen™ 7000シリーズ・プロセッサー（Zen 4）はハイエンドデスクトップ向けのハイパフォーマンスプロセッサーです。 前世代 の7nmプロセス「ZEN3」アーキテクチャを5nmプロセス「ZEN4」アーキテクチャに刷新、シングルスレッド性能、マルチスレッド性能共に大幅に性能を引き上げています。また、DDR5-5200、PCIe 5.0に対応し、次世代のより高速なデバイスにも対応。メニーコアCPUによりマルチスレッド性能も高いため、動画編集、3Dレンダリングなどのクリエイティブ用途や複数のタスクを同時にこなす用途において優れたパフォーマンスを発揮します。

AMD Ryzen™ 5000シリーズ・プロセッサー（Zen 3）はハイエンドデスクトップ向けのハイパフォーマンスプロセッサーです。 第3世代 Ryzenの7nmプロセス「ZEN2」コアを改良した「ZEN3」コアを採用、内部設計を大きく変更しCPUダイ間のレイテンシを大幅に軽減、IPCを19%引き上げています。また、設計の改良によりワットパフォーマンス、シングルスレッド性能が向上し、メニーコアCPUによりマルチスレッド性能も高いため、動画編集、3Dレンダリングなどのクリエイティブ用途や複数のタスクを同時にこなす用途においてコストパフォーマンスに優れています。