
ごあいさつ
当社はおかげさまを持ちまして、2023年3月15日に設立30周年を迎えることができました。 これもひとえに皆様のご支援とご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。
創業当時を振り返りますと、ちょうどDOS/V機の市場が誕生した時期で、まさにパーソナルコンピューターの大きな変革期といえる中での創業でした。 その当時よりお客様のニーズにお応えし、ご満足いただける製品とサポートサービスを提供させていただくことを信念として、高品質な製品づくりとサービスを追求してまいりました。
時代が大きく変化し、更に高い技術力が求められている今日において、私ども日本コンピューティングシステムは、この30周年を節目に、創業以来変わることのない製品づくりの信念と感謝の気持ちを忘れることなく、お客様との関係をさらに大切に、より高品質な商品開発とサポートサービスで皆様の事業発展のお役に立てる会社であるよう弛まぬ努力で 歩んでまいる所存です。
皆様におかれましては今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 鮎川 悦子
日本コンピューティングシステムの軌跡
- 1992年 5月
- 埼玉県富士見市に事務所を設置し、コンピュータ本体及び周辺機器の製造販売を開始
- 1993年 3月
- 株式会社日本コンピューティングシステム設立
埼玉県富士見市を本社とし東京都渋谷区に支社を設立 - 1994年 4月
- NIFTY-Serve内にサポートフォーラムFJCS開設
- 1994年 5月
- NIFTY-Serve内にオンラインショップJCS開設
- 1994年 11月
- 米国Micronics社の正規販売代理店となる
OS/2コンソーシアム会員となる
OADG会員となる - 1996年 1月
- マイクロソフト社のMOD(Microsoft Official Dealer)になる
インテル・ジャパン社の正規OEMメーカーとなる - 1996年 10月
- 自社ビルを取得し、本社を東京都台東区池之端に移転
- 1998年 9月
- 本店を東京都台東区池之端に移転登記
- 2002年 10月
- インテル チャネル・パートナー・プログラムのプレミア・メンバーとなる
- 2004年 1月
- PCクラスタコンソーシアム正会員となる
- 2009年 5月
- Supermicro社 認定リセラーとなる
- 2010年 10月
- VMware ソリューションプロバイダーとなる
- 2021年 9月
- 創業者 岩本修 死去に伴い、鮎川悦子 代表取締役社長に就任
- 2022年 4月
- NVIDIA社との「NVIDIA Partner Network(NPN)Solution Provider」を締結
- 2022年11月
- 故 岩本修の遺志を継ぎ、東京大学に一億円を寄附

創業者 故 岩本修

教育研究活動への支援

1996年 本社を東京都台東区池之端に移転
創業者 故 岩本修の描いたビジョン
”次世代を見据え、常にチャレンジする姿勢”
技術や製品というものは、どんなものでもいずれコモディティ(日用品)となっていく。常に次世代のニーズを予測し、それに合わせた製品を開発していくことが、ミッション(使命)であり、同時に弊社のストラテジー(戦略)である。そのためには常に新しいもの、困難なものにチャレンジして行く姿勢を貫き、より理想に近いスーパーコンピュータを創り上げていきたい。
(「アスキーLinux」2004年 2月号に掲載された記事です。)
思い出の製品たち

起業当時はDOS/Vの黎明期 1993年
起業初期のターゲットマーケットはコンシューマー用PC、一般企業向けのサーバ機や、3DCG/ノンリニア編集用ワークステーションやRAIDなどであった。

Intel® Itanium® プロセッサ 2001年
インテルとHPにより共同開発された高性能サーバ向けの命令セットアーキテクチャであるIA-64を初めて採用し、2001年にインテルからリリースされた64ビットマイクロプロセッサ。32ビットが主流であった当時のサーバー分野市場において、64ビット化を目標としていた。

HPC クラスタリングサーバ 2005年
Xeon(2.80GHz)32CPUを搭載した16ノードからなるクラスタリングシステム。発熱と冷却ファンなどによる騒音が問題になるため、冷却効率と静音性を両立するために筐体を含めたJCS独自設計となった。

オリジナル3Uラックマウントサーバー+RAID 2005年
サーバー部分をトレー構造とし、Xeonプロセッサ、もしくはPentium4プロセッサを搭載。上からSCSI、UPSなどのI/O、システムインタフェース、放熱ファンとなっていた。

インテル® Xeon® プロセッサー 7400シリーズ搭載 エンタープライズサーバシステム 2008年
最大6コア内蔵のインテル® Xeon® プロセッサー 7400シリーズを4基搭載。最大24スレッドのCPUと最大256GBのメモリが搭載可能で、大規模データ処理アプリケーション向けのエンタープライズサーバシステム。

NVIDIA Tesla GPUコンピューティングソリューション 2008年
独自設計の専用筐体にGPUコンピューティングに特化したNVIDIA Tesla C1070を最大9ノード/36GPU搭載。最大約36TFLOPS以上の並列演算性能を実現しました。

RVAX・RVAJシリーズ 2012年
JBOD拡張ユニットの接続によりディスク容量を拡張することが可能なディスクアレイ。
日本コンピューティングシステムのこれから
